NECは2020年2月9日、全国初となる拡張周波数帯の4.7GHz帯(4.6-4.9GHz)におけるスタンドアローン(SA)構成のローカル5G無線局免許を取得した。
総務省は、前年12月18日にローカル5Gの周波数帯を拡張する制度を整備し、従来の28.2-28.3GHz に加えて4.6-4.9GHzおよび28.3-29.1GHz無線局の免許申請受付を開始していた。
NECは、本社ビル(東京都港区)内の「Future Creation Hub」および玉川事業場(神奈川県川崎市)内の「ローカル5Gラボ」における無線局について、総務省関東総合通信局に免許申請を行い、全国初の免許を取得。これを活用して自社設備内にSA構成のローカル5Gネットワークを構築した。
同社は、ローカル5G関連サービスのさらなる高度化への取り組みや、ローカル5Gを実際に体感できるデモの実施、顧客企業との共創活動を加速し、ローカル5Gの普及及びイノベーションを創出していくとしている。