UL Japanは2020年7月16日、テレビ、スピーカー、家電製品、サーモスタット、ホームセキュリティカメラ、ドアロックなどのIoTスマートホーム製品を対象にしたセキュリティ検証ソリューションである「IoTセキュリティレーティング」の国内での提供を開始した。UL Japanは、米国の第三者安全科学機関であるULの日本法人。
「IoTセキュリティレーティング」は、IoT製品のセキュリティを包括的かつ効率的に既知の脆弱性や一般的な攻撃手法に基づいて評価および検証するソリューション。米国国立標準技術研究所(NIST)や欧州電気通信標準化機構(ETSI)等のグローバル基準に準拠した評価・検証を行う。
また、ULが発行する5段階のレーティングに基づくセキュリティラベルによって、製品のベースラインレベルでのセキュリティが担保およびセキュリティ機能を実証でき、競合製品との差別化や企業のブランド価値の向上を図ることができるとしている。