フォーティネットジャパンは2017年6月7日、1.12Tbpsのファイアウォール性能と470GbpsのVPNスループットを実現可能な「FortiGate 3980E」を発表した。同社によると、テラビットのファイアウォールパフォーマンスを実現する世界初のセキュリティアプライアンスだという。
主としてデータセンター向けを想定しており、データセンター間の相互接続性の安全性を確保できるだけでなく、データセンター内部のセグメンテーションファイアウォールとしても使用可能とのこと。インターフェースは、2つのGE RJ45、16の1/10 GE SFP/SFP+、10の100ギガビットQSFP28ポートを装備する。
FortiGate 3980E
また、シャーシ型の次世代ファイアウォール(NGFW)である「FortiGate 7060E/7040E」も発表した。
7060Eは、8Uサイズ、6スロットの19インチラックマウンド型シャーシシステムで、最大4台のFortinet Processor Modules(FPM)および2台のFortinet Interface Modules(FIM)をインストール可能だ。一方、7040Eは6Uサイズ、4スロットで、最大2台のFPMおよび2台のFIMをインストールできる。
NGFWスループットは、7060Eが最大100Gbps、7040Eが50Gbps。ファイアウォールスループットは、7060Eが最大630Gbps、7040Eが315Gbpsとなっている。
FortiGate 7060E