ウォッチガード・テクノロジー・ジャパンは2017年4月27日、屋外専用の無線LANアクセスポイント「AP322」を発表した。
AP322は、IP67(防塵防水規格)に準拠し、3×3 MIMOおよびIEEE802.11acをサポート。5GHzおよび2.4GHzのデュアルバンドに同時接続でき、それぞれ最大1.3Gbps、450Mbpsを実現できる。
同社のクラウド型Wi-Fi管理プラットフォーム「Wi-Fi Cloud」への対応も特徴だ。クラウド上でのAPの一括管理に加えて、特許取得済みだというWIPS(Wireless Intrusion Prevention System:ワイヤレス不正侵入防止システム)、ゲストおよび無線環境の分析、マーケティング利用などの機能を利用できる。
AP322
「今回のAP322の発表は、ウォッチガードのミッションである、一元的かつシンプルな管理運用の実現とともに、お客様が安全に高速ネットワークを利用できるように支援することの一環であり、その適用領域を屋外にまで拡張することで、さらにシームレスなネットワークセキュリティソリューションが実現した。また、競技場、ショッピングモール、物流倉庫等での活用や、総務省の推進するWi-Fi整備計画の対象となる学校、自治体施設、公園等の防災拠点での屋外利用にもご活用いただくことが可能だ」
ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン 社長執行役員の根岸正人氏はこうコメントしている。