ジュニパーネットワークスは2015年11月17日、同社のエッジルーター「MXシリーズ」がビットアイルに採用されたと発表した。
ビットアイルは昨年12月から開始したソリューション「ビットアイル コネクト」に、「MX80」と「MX480」を採用している。ビットアイル コネクトは、ビットアイルのクラウドやデータセンターに加えて、他社のパブリッククラウドやユーザーのオンプレミス環境なども仮想的なプライベートネットワークで接続できるサービス。
ビットアイル コネクトはMPLSを用いたVPN構成を採っており、ユーザーには専用の仮想L3スイッチが提供され、仮想プライベートネットワークで基盤同士を接続できる。選定にあたっては、運用管理のしやすさが決定的なポイントになった。また、MXシリーズのマルチテナンシー性能やポート密度、筐体の小ささなども評価したという。
「私たちに必要なものは、競争の激しいクラウド市場で、今後の5年を戦える将来性を持った機器です。特にMX480は、性能も拡張性も優れており、私たちの要件をすべて満たしていました。そして筐体がコンパクトであるところも重要なポイントでした」とビットアイル クラウド・ITソリューション本部 技術部 クラウド基盤グループの和久朝丈氏はコメントしている。