エリクソンは2015年7月16日、ソフトバンクと5G技術の共同フィールド試験を実施すると発表した。
今回の共同試験は東京で行われる計画。エリクソンの5Gトライアルシステムを使い、複数の周波数帯を用いて、超高速と超低遅延の通信性能を検証するという。
「ソフトバンクは、お客様のためにネットワークの継続的な改善に注力しており、5Gへの進化と新しいMTC(Machine Type Communication)アプリケーションに注目している。パートナーであるエリクソンと共にトライアルに取り組み、5G無線アクセス技術の可能性を実証したい」と、ソフトバンク 常務執行役員 モバイルネットワーク担当の佃英幸氏はコメントしている。
5Gトライアル用として開発されたエリクソンの無線基地局は、標準化前の5G無線技術を用いた空間ライブデモで、すでに5Gbpsを超える速度の実現に成功しているという。