マクニカネットワークスは2015年2月3日、イスラエルAudioCodes社のMicrosoft Lync Voiceソリューション「One Box 365シリーズ」を3月1日から販売開始すると発表した。
One Box 365シリーズは、Lyncの内外線電話機能であるエンタープライズボイス機能を実現するためのOffice 365ユーザー向けソリューションだ。
従来、エンタープライズボイス機能を導入するには、Lync Server、ゲートウェイ、SBC(セッションボーダーコントローラー)などの複数の機器が必要だった。これに対し、One Box 365シリーズのStandard Editionは、Lync Server、フロントエンドサーバー、メディエーションサーバー、ゲートウェイ、SBCなどの機能を1つの筐体に完備しており、Office 365ユーザーがエンタープライズボイス機能を容易に導入できるという。
One Box 365 Standard Editionは、Lyncユーザー数200名までに対応。これ以上のユーザー数向けとしては、500名までのOne Box 365 Pro、5000名までのOne Box 365 EEもラインナップする。ただし、ProとEEはゲートウェイ機能は有していないため、ゲートウェイを別途導入する必要がある。
なお、マクニカネットワークスによれば、One Box 365シリーズの国内販売はこれが初めてになるという。