ボリューム攻撃はさらに大きく、アプリケーション攻撃はさらに数が多く
2015年に記録された最大サイズの攻撃はとうとう500Gbpsを超えました。 2012年までは100Gbps以下で推移をしていたにも関わらず、たった4年間で5倍近くのボリュームに増えています。
その一方で攻撃の84%は1Gbps未満となっており、アプリケーション攻撃においては93%のユーザが検知しております。この数値は2014年を上回る値となっております。
攻撃者の動機の変化、ターゲットの拡大
攻撃者の動機も従来までは政治、イデオロギーの主張が上位にありましたが、2015年度は愉快犯的な犯行が増えています。DDoS攻撃ツールがより身近になった事が背景といえます。
DCサービスの利用増加に伴い、従来攻撃先の多くは、E-Commerce系のサービス提供者が主でしたが、データセンターにもその範囲が拡大されています。