伊藤忠ケーブルシステムは2026年7月15日、ケーブルテレビ事業者のアイ・キャンに、セラゴン・ネットワークス社製ミリ波無線機「IP-50E」を納入したと発表した。
ケーブルテレビ事業者において、離島や山間部など物理的に光ファイバーの敷設が困難な地域への通信インフラ整備や大容量化は、多大なコストと工期を伴う大きな課題となっている。今回、アイ・キャンが管轄する山口・大島郡周防大島町の神浦と浮島の間(約3.41kmの海上区間)において、現行の無線システムから通信速度および品質のアップグレードが急務となっていたという。

防大島町の神浦と浮島の間(約3.41kmの海上区間)
こうした課題を解決するため、セラゴン社のIP-50Eを設置・活用したところ、A系統・B系統ともに上り下りで平均約9.2Gbpsという、光回線に匹敵する極めて高い実効スループットを記録。これにより、海を隔てた約3.41kmという長距離区間であっても、安定した超高速通信網の構築が可能であることを実証した。














