NECネッツエスアイは2026年7月14日、情報通信研究機構(NICT)の「革新的情報通信技術(Beyond 5G(6G))基金事業」における新規委託研究に採択され、IoT機器向けの次世代通信基盤の研究開発に取り組むと発表した。
IoT機器は通信事業者ごとにサービスエリアや電波状況が異なるほか、自然災害や通信障害の発生時には通信品質が低下し、重要インフラの運用に影響を及ぼす可能性がある。このため、通信キャリアをまたいで最適な回線を選択し、状況に応じて自動的に切り替えられる技術が求められている。
今回の研究では、eSIMを活用し、利用場所や通信状況に応じて最適な通信プロファイルを自動で選択・切り替える技術を開発する。あわせて、eSIMの通信事業者情報を遠隔で配信・更新するRSP(Remote SIM Provisioning)について、日本国内の制度や運用要件に対応した国産基盤技術も開発する。
同社は、これらの技術を通じてIoT機器向け次世代通信基盤の社会実装を目指すとともに、研究成果を活用したソリューションの開発・提供につなげる方針だ。













