ワイヤレスジャパン×WTP 2026電波収録やFR3/RedCap評価など多彩な測定ソリューションを紹介 アンリツ

「ワイヤレスジャパン×WTP 2026」のアンリツブースでは、6Gを見据えたRF信号収録ユニットや、5G/NTN/RedCapに対応する評価装置、無線LAN機器向けの測定ソリューションなどを展示。次世代無線の開発から製造、保守までを支える幅広い技術を紹介している。

次世代のネットワーク技術を実用化していくうえで、測定・テストソリューションの役割は大きい。「ワイヤレスジャパン×ワイヤレス・テクノロジー・パーク(WTP) 2026」のアンリツのブースでは、6Gを見据えた製品に来場者が足を止めていた。

アンリツブース

アンリツブース

「Universal RF Unit MD8190A」は、RF信号をIQデータとして収録できる小型のRFユニットだ。実フィールドのあらゆる場所で電波を収録できるだけでなく、解析や信号出力も可能な点が特徴。解析ソフト・MATLABに対応し、PCを接続することでスペクトラム表示などを確認できる。

「Universal RF Unit MD8190A」の展示

データは本体内部の16GBストレージに収録できるほか、PCを接続してより大容量のデータ収録にも対応する。ブースではユースケースの1つとして、気球に搭載し、上空で電波を収録する事例も紹介されていた。地上だけでは捉えにくい実環境の電波を取得し、再現性の高い評価につなげる用途が想定される。

同社の代表的な製品である「ラジオ コミュニケーション テストステーション MT8000A」は、6Gでの利用が想定されるFR3、NTN、5G RedCapなどへの対応を訴求。説明員は「IoTもLTEから5Gを使うRedCapに移行する流れが立ち上がっている」と述べ、今後の普及に期待を示した。

「ラジオ コミュニケーション テストステーション MT8000A」の展示

無線LAN向けの評価製品「ワイヤレスコネクティビティテストセット MT8862A」にも注目が集まっていた。「ネットワークモード」が特徴で、スマートフォンや家電製品など、無線LANを搭載した製品を完成品の状態で手軽に検査できる。「制御PCや特別な治具は不要で、誰でも簡単にテストできる」と説明員。IoT化やスマートホーム化がさらに進むなか、無線LAN機器の開発・製造現場で活用できる実用性の高い測定ソリューションといえる。

「ワイヤレスコネクティビティテストセット MT8862A」の展示。本体は左側の灰色の筐体。右側のボックスに測定対象の機器を入れて測定を行うデモが行われていた

「ワイヤレスコネクティビティテストセット MT8862A」の展示。本体は左側の灰色の筐体。右側のボックスに測定対象の機器を入れて測定を行うデモが行われていた

このほか、ローカル信号源に適した小型シンセサイザや、無線設備保守向けの統合測定器など、アンリツの測定技術を幅広く体感できる製品が並ぶ。関連会社・高砂製作所の直流安定化電源も合わせてチェックしたい。

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