OKI・古河電工・慶應、空孔コア光ファイバーで広帯域・1芯双方向伝送の実証に成功

OKI、ライテラジャパン、慶應義塾の3者は2026年5月26日、慶應義塾が設立した「未来光ネットワークオープン研究センター」を活用し、総務省の研究開発プロジェクト「グリーン社会に資する先端光伝送技術の研究開発:JPMI00316」の一環として、空孔コア光ファイバーを用いた次世代光回線の実証結果を発表した。

OKIが中心的に開発した次世代光回線システムのプロトタイプと、古河電工グループのLighteraが開発した空孔コア光ファイバーを組み合わせ、1.26μm~1.58μmの広帯域波長多重信号の1芯双方向伝送に世界で初めて成功し、最適な収容切替による消費電力の最小化を確認した。実用化された場合、通信トラフィックの増大に対応しながら、電力を1/10まで低減できるという。

今後OKIは、次世代PON(Passive Optical Network)システムに加え、空孔コア光ファイバーの特徴を活かしたユースケース研究の推進や、100G-PONの実用化およびIOWNに必要となるアクセスシステムの実用化を目指し、さらなる研究開発と商品開発に取り組む予定。ライテラは、空孔コア光ファイバーの早期実用化に向けて周辺技術も含めた特性改善と量産化を進めるとともに、様々なユーザーとの実証を進める計画だ。

次世代光回線システムのプロトタイプと空孔コア光ファイバーの検証の様子

次世代光回線システムのプロトタイプと空孔コア光ファイバーの検証の様子

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