NTTアーバンソリューションズ、NTTドコモソリューションズ、NTTドコモビジネスの3社は2026年5月19日、ビル運営管理の高度化および効率化を目的として、街区データを用いた複数の「専門AI」を相互に議論・連携させ、多様な視点から最適解を創出する大規模AI連携技術「AIコンステレーション」を活用した実証を実施したと発表した。

実証の概要
イベント企画案の検討にAIコンステレーションを活用したところ、抜け漏れの少ない構成や多角的な視点を含んだ企画生成が可能となり、企画立案や説明にかかる時間を従来比で約50%削減。年間換算で約30人日の余力創出が見込めるという。また、物件情報やビル運営管理における暗黙知、過去のイベントの情報などを専門AIに入力したことにより、これまでに蓄積された知見を踏まえた企画立案が可能になったという。

イベント企画案の検討に関する実証
サイネージコンテンツの表示最適化に関する実証では、ターゲットを踏まえた表示最適化が行われ、1人あたりの平均注視回数が4%増加。また、サイネージ設置フロアから店舗のあるフロアへの移動割合が全時間帯で6%増えたとのこと。特に、行動変容につながりやすいと推測されるランチタイム前の時間帯においては30%以上の増加が確認されたという。

サイネージコンテンツの表示最適化に関する実証
今後は、2031年竣工予定であるNTT日比谷タワーをはじめとしたNTTアーバンソリューションズグループが関わる街づくりにおいて、各エリア・ビルにおける空間演出・回遊促進・行動レコメンドなど、街づくり全体の価値向上につながる幅広いAI活用を推進していくとしている。









