NTTドコモは2026年4月2日、モバイル音声サービスおよびモバイルデータ通信サービスの提供基盤であるモバイルコアネットワークについて、3月末までに実施したネットワーク設備の切り替えおよび3Gのサービス終了に伴い、完全仮想化を完了したと発表した。

概要図
コアネットワークの完全仮想化により、設備障害が発生した場合でも、ネットワークを構成するソフトウェアやハードウェアの異常を自動的に検知し、別の健全な仮想リソース上で機能を再起動・再構成するオートヒーリングがコアネットワーク全域で即時に実行される。これにより、片系運用となる期間が短縮され、安定した通信サービスの提供に寄与できるという。
また、汎用的なハードウェアを複数のシステムで共有し、統合基盤のリソースプールから空いているリソースを機動的に活用することが可能となる。これにより、新サービス開始時やトラフィック増加時に必要となる設備容量の確保に要する期間を短縮。自然災害などの発生に対して、ネットワーク設備の容量を自動的に拡張し、つながりやすさの向上を実現するオートスケーリング機能も可能になるとのこと。
加えて、汎用サーバーの集約利用や最新のハードウェアを利用することで、設備設置スペースの削減や消費電力の削減が可能となり、運用効率の向上と環境負荷低減の両立に寄与するとしている。










