ドコモ「FEEL TECH」を活用した推し活体験システム ホロライブとのコラボも

NTTドコモは2026年3月5日、触覚共有技術「FEEL TECH」を活用し、アーティストとファンが触覚を通じてつながる新たな“推し活”体験を実現するシステムを開発したと発表した。

触覚共有技術「FEEL TECH」を用いた推し活体験のイメージ。中央に「Live Next-Gen Haptic Sharing」のタイトルが表示され、背景にはVTuberグループ「ホロライブ English -Myth-」のキャラクター3人が並ぶ。手前には、手のひらで光る球体型デバイスを握る手が描かれており、アーティストの動きや感情を触覚として共有するコンセプトを表現している。下部に「FEEL TECH × hololive english」のロゴが配置されている。

「FEEL TECH」を活用した体験コンテンツのイメージ

FEEL TECHはドコモが開発に取り組む「人間拡張基盤」の1つで、通信ネットワークで触覚を伝達する技術(参考記事:6G時代のコミュニケーションは“感覚共有” 常識変える人間拡張技術|BUSINESS NETWORK)。今回のシステムは、映像や音声に加えて、アーティストの動きや鼓動、映像演出などに連動した触覚情報を専用デバイスを通じてファンに伝える仕組み。従来のVTuberなどの視聴体験は映像や音声を中心とした視覚・聴覚の情報に依存していたが、触覚を加えることでより高い没入感や実在感を提供することを狙う。

触覚共有により、アーティスト側は動きや感情、世界観といった要素をより多様な表現手段で伝えられるようになるという。一方、ファンは推しの温度感や息づかいといった身体的な感覚を体験でき、まるで近くに存在するかのような臨場感や、推しと一対一で心を通わせているような感覚を得られるとしている。

このシステムの有効性を検証するため、VTuberグループ「ホロライブ English -Myth-」と連携した体験コンテンツを制作した。検証用コンテンツでは、グループのメンバー3人の中から1人を選び、ダンスやハイタッチなどの動作、鼓動といった内面的な動き、映像演出に連動した触覚を映像とともに体験できる。ドコモは、触覚を加えた体験がファンの没入感やアーティストの実在感の向上、ファンとの関係性の深化につながるかを検証する。

この体験コンテンツは、2026年3月12日から14日まで米テキサス州オースティンで開催されるイベント「SXSW 2026」の「International Innovations」展示で公開される予定。

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