スマホにWi-Fi HaLowを国内初搭載 京セラ「DuraForce EX2」9月発売

京セラは2026年3月2日、法人向け高耐久スマートフォン「DuraForce EX2」のSIMフリーモデルを製品化すると発表した。2026年9月から同社が販売を開始する。

京セラ製法人向け高耐久スマートフォン「DuraForce EX2」の前面および背面。前面は堅牢なフレームに囲まれたディスプレイ、背面は交換式バッテリーカバーとカメラユニットを備える業務用途向けデザイン。

京セラの法人向け高耐久スマートフォン「DuraForce EX2」

最大の特徴は、920MHz帯を用いる無線規格・Wi-Fi HaLow(IEEE 802.11ah)に国内のスマートフォンとして初めて対応した点だ(2026年3月時点、同社調べ)。従来のWi-Fiに比べて長距離かつ遮蔽物に強い通信が可能で、最大半径約1kmの通信に対応する。これにより、携帯電話の電波が届きにくい場所や、既存のWi-Fi環境を構築しづらい広大な倉庫や建物の奥まったエリアなどでも、端末間の直接通信やPTT(Push-to-Talk)による音声通話が可能になるとしている。

業務用途を想定した機能も強化した。バーコード読み取りでは、高速・高精度の読み取りライブラリに加え、高輝度LED照明、ToFセンサー、LEDエイマーを搭載。暗所や棚の奥にあるコードも正確に読み取れるようにした。なお、一部機能の利用には別途ライセンスが必要となる。

耐久性では、米国国防総省の耐久試験規格である「MIL-STD-810H」の21項目に準拠。さらにコンクリートへの落下や鋼球落下など、独自の過酷試験10項目をクリアした。防水(IPX5/IPX8)および防塵(IP6X)にも対応し、雨天や粉塵環境下でも安心して利用できるという。

バッテリーは電源を切らずに交換できるホットスワップに対応。交換中も業務を中断せずに利用できる。また、充電回数などの利用状況を個別に管理できるインテリジェントバッテリーを採用し、計画的な資産管理や安定稼働を支援する。

ホットスワップのイメージ。倉庫内の通路で、作業者が京セラ製スマートフォン「DuraForce EX2」の背面カバーを外し、バッテリーを交換している様子。周囲には棚と段ボール箱が並び、現場作業中でも電源を切らずにバッテリー交換できるホットスワップ機能を示している。

ホットスワップのイメージ

京セラは「現場業務をこの一台に」をコンセプトに、過酷な環境下でも確実かつ効率的な業務遂行をサポートしていく考え。

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