楽天シンフォニー、カザフスタンの通信事業者とOpen RAN推進等へ向け覚書

楽天グループは2025年12月24日、子会社の楽天シンフォニーが、カザフスタンの通信事業者Beeline Kazakhstanと、次世代通信およびデジタルインフラの推進に向けた戦略的覚書を締結したと発表した。

(左から)覚書に署名するBeeline Kazakhstan テレコミュニケーションサービス CEOのジャバー・カユモフ氏と、楽天シンフォニー代表取締役社長執行役のシャラッド・スリオアストーア氏

(左から)覚書に署名するBeeline Kazakhstan テレコミュニケーションサービス CEOのジャバー・カユモフ氏と、楽天シンフォニー代表取締役社長執行役のシャラッド・スリオアストーア氏

両社は、ソフトウェアを中心とする通信ネットワークやスケーラブルなデジタルプラットフォームの開発を視野に、Open RANアーキテクチャ、AI(人工知能)を活用したネットワークのインテリジェント化、次世代デジタルプラットフォーム、クラウドソリューション、グローバルIoTや法人向け通信サービスといった分野での技術検証に取り組む。あわせて、同覚書を通じて、カザフスタン国内の通信インフラの長期的な高度化や、新たなデジタルサービスの創出を目指すとしている。

Beeline Kazakhstanは、国際通信事業者グループであるVEONの傘下企業。楽天グループがVEONグループの企業と協業するのは、ウクライナのKyivstarに続き、2社目となる(参考記事)。

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