JPNIC、ネットワークエンジニア確保・育成の実態調査アンケート実施

日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)は2025年12月23日、ネットワークエンジニアの人材確保・育成に関する実態調査の一環として、現場のエンジニアを対象としたアンケートの回答受付を開始した。

ネットワークエンジニアをめぐっては、人材不足の深刻化や育成の難しさ、キャリアパスの不透明さなどが課題として指摘されている。今回のアンケートは、業務としてネットワークの設計、構築、運用、保守に関与する人を対象に、人材確保・育成の実態を現場の視点から把握・可視化することを目的とする。得られた結果は、今後の人材育成施策や環境整備、制度検討に向けた議論の基礎資料として活用される。

アンケートの回答は2026年1月15日まで受け付ける。回答時間は15分程度で、設問はすべて選択式。個人名などの入力は不要で、回答内容は統計的に処理され、個人が特定される形で利用・公表されることはない。

JPNICは、回答数が分析精度に直結する重要な調査であるとして、現場の実感に基づいた率直な回答を呼びかけている。

なお、本調査は、総務省の事業「ネットワークエンジニアリング業界における人材確保及び育成に関する調査研究」の一環として実施される。

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