NECは2012年12月25日、ミャンマー連邦共和国のヤンゴン市にブランチオフィス(支店)を2013年1月に開設すると発表した。
同社はミャンマーで35年にわたり電話交換機、無線装置などの通信インフラ整備事業を行ってきたというが、今回の支店開設により情報収集および市場調査をさらに強化する。
約6200万人の人口をもつミャンマーの固定電話/携帯電話の加入率は3%以下だが、ミャンマー政府が2015年までに携帯電話加入率を50%に引き上げる計画を打ち出すなど、需要の急拡大が見込まれるという。そこでNECでは通信インフラに加えて、海底ケーブルやICTインフラの提供など、現地の官公庁および企業などのニーズに即応できる体制を整備する考え。ネピドー市のオフィス開設についても準備を進めているところだという。