楽天シンフォニーは2025年6月13日、同社が提供するモバイルネットワーク管理ソリューション「Rakuten Site Management」に新たなAI機能を実装し、今後「Rakuten Site Management 2.0」として提供することを発表した。
すでに同ソリューションには世界中で350万以上のサイトが登録されており、通信事業者の業務効率化に大きく寄与しているという。今回搭載されたAI機能は、モバイルネットワークの展開およびライフサイクル管理を支援するもの。
作業完了時に現場作業員がアップロードした写真から、AIが承認の可否を即時監査することが具体的な機能。AIは必要があれば修正手順を提示する。これにより作業員は再出動の必要がなくなり、1回の訪問で作業を完結できるほか、すぐにインセンティブを受け取る仕組みも実現したとしている。
従来は、写真の確認に数日かかり、担当者による手動対応がボトルネックとなっていた。今回のAIによる自動化は、こうした非効率の解消につながる。