NECとUrsa Space、バーチャルコンステレーションを活用した衛星画像分析サービスで協業

NECと米Ursa Space Systems Inc. は2024年6月20日、衛星画像データの分析サービスで協業すると発表した。

近年、災害対策やインフラ管理など、様々な用途で衛星画像データの活用が急速に拡大している。こうしたなか、NECは、SAR(合成開口レーダ)衛星の画像データを分析し、インフラの維持管理や災害対策などを支援するモニタリングサービスを提供している。

Ursa Spaceは、衛星運用企業との連携により、数百機のSAR衛星や光学衛星などで構成された「バーチャルコンステレーション」を構築し、複数の衛星が撮像した画像データをワンストップで分析可能なサービスをグローバルに提供している。

両社は同協業を通じて以下の取り組みを推進していく。

(1)NECのSAR画像を活用したモニタリングサービスと、Ursa Spaceが提供する画像分析サービスを組み合わせたソリューションを新たに開発し、日本の企業向けに提供。

(2)Ursa Spaceが提供する画像分析サービスのプラットフォーム機能として、NECのSAR画像を活用したモニタリングサービスを追加し、グローバルの企業向けに提供。

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