シャープがXRなど新規事業の開発拠点、第1弾としてVR HMDを商品化

シャープは2024年1月31日、XRをはじめとする新規事業の開発拠点「SHARP XrossLAB」を東京都千代田区内神田に開設すると発表した。

シャープは通信技術や小型・軽量化技術など、スマートフォンやモバイル機器の開発で培った技術やノウハウを活かし、XRをはじめとする新規事業の創出に取り組んでいる。第1弾として、VRヘッドマウントディスプレイの今夏の商品化に向けた開発を進めており、同時に様々な分野における用途やソリューションの開発を、パートナー企業と連携して推進している。

SHARP XrossLABは、こうした動きを加速させるべく開設した。商品企画や開発のメンバーを配置し、技術・商品開発を行うほか、営業拠点の役割も担う。さらには、アクセスの良さを活かし、パートナー企業との共創の場としても活用。開発中の技術やプロトタイプのデモンストレーションを交え、お客様が得られる体験や価値のイメージの共有を図りながら、様々な企業との共創に取り組むとしている。

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