ネットワンシステムズは2023年9月26日、DX化に伴って複雑化したシステムの統合運用管理を実現するオブザーバビリティサービスを提供開始すると発表した。
同サービスは複雑化するオンプレ、クラウド、ネットワークのメトリクスやログを一元的に収集し、「いつ・どこで・なにが起きているのか」を把握可能な統合モニタリング環境を提供する。サイロ化したシステム運用ツールを共通のモニタリングツールへと統合することで、担当部署間の状況の共有が容易になる。
サービスイメージ
様々なシステムのメトリクスやログを一元的に集約し可観測性を高めることで、障害発生箇所の早期発見、観測データの相関分析による迅速な原因究明へとつなげる。また、モニタリングツールの管理やインシデント対応をネットワンシステムズに任せることで、顧客のモニタリングツールの学習コスト・運用工数を削減することができる。
さらに、システムにインシデントが発生してから対応する運用から、インシデント発生を抑制するためのプロアクティブなシステム改善対応を行う運用へと変化させ、システムのさらなる高度化を促進することも可能だ。
オブザーバビリティサービスは、運用形態に合わせて、3つのモデルから選択することができる。
3つのモデルから選択可能
・システムデータを統合したポータルを用いてセルフ運用が可能なLiteモデル
・モニタリングツールの管理、インシデント対応などの運用委託が可能なStandardモデル
・ネットワンシステムズのカスタマーサクセスと組み合わせてシステム改善に観測データ活用を推進するAdvancedモデル