ユナイテッドコミュニケーションサービスは2011年1月6日、ホームオートメーション用の無線通信規格「Z-Wave」に準拠した製品群のフィールドトライアルを1月1日から開始したと発表した。
Z-Waveによって戸建住宅内に無線メッシュネットワークを構築。宅内デバイスが収集した様々な情報を省エネや安全確保などに役立てる「Hybrid Loging System」の検証をはじめ、各センサー間の連携動作の確認やZ-Waveリモコンの動作確認、iPhoneなどのスマートフォンを利用した外部からの制御などの実験を行うという。トライアルで使われる機器は、コントローラーゲートウェイ、照度センサー、湿度・温度センサー、モーションセンサー、ドア窓センサーなど。
Z-Waveは、デンマークのZensys社と世界160以上の企業が参加するコンソーシアムZ-WAVEアライアンスが開発した無線通信プロトコル。欧米を中心に1990年から普及が始まっており、日本でも2012年から915MHzでの普及が期待されているという。