アライドテレシスは2010年11月29日、大規模エンタープライズ、ネットワークサービスプロバイダー向けのソリューション「Two Layerソリューション」と、これを構成するエッジスイッチ新製品として「SwitchBlade x3100シリーズ」を発表した。SwitchBlade x3100シリーズの出荷は12月下旬より開始する。
「Two Layerソリューション」は、コアスイッチ、ディストリビューションスイッチ、エッジスイッチからなる従来の三層構造のネットワーク構成をシンプルにして、コアスイッチとエッジスイッチの二階層の構成とするもの。アライドテレシスは、高レベルの品質均等化、総数削減による運用効率化を実現するための新たなソリューションとしている。
新たに発売するエッジスイッチは、7U 12スロットシャーシの「SwitchBlade x3112」。電源、ファン、CPUの二重化に対応し、1Gbpsを最大240ポート、または10Gを最大40ポート収容し、800Gbpsのスイッチングファブリックを備える。エッジスイッチとして端末を直接収容することにより物理的セキュリティーを強化するとともに、各種のイーサネットデバイスが収容可能で、回線種別の変更やポート拡張にもラインカードの増設・変更のみで容易に対応できる。