ドコモ子会社が法人向け手話通訳派遣サービス、Webex等でオンライン通訳も

ドコモ・サポートは2023年6月1日、手話通訳者の派遣事業「手話通訳派遣サービス」を、法人企業および自治体向けに提供開始した。

同社は2003年から20年間、全国のドコモショップに来店する聴覚障がい者に対して、テレビ電話システムによる手話通訳を行ってきた。そのノウハウや実績を活かし、企業や自治体における聴覚に障がいのある社員の情報保障のために、本サービスを提供する。

研修やミーティングなどの際に、聴覚に渉外のある社員と、障がいがない社員間の手話通訳を行う。また、社長講話や研究教材などの動画コンテンツへの手話通訳の差し込みにも利用可能だ。

手話通訳派遣のイメージ

サービスを利用する企業・自治体に手話通訳者を派遣して対面で行うほか、Webex、Teams、Zoomなどを使ったオンラインでも対応する。

対面またはオンラインによる手話通訳派遣の利用料金は、最初の1時間が8580円。以降、15分ごとに1210円が加算される。アーカイブ配信を希望する場合は、上記料金の1.5倍となる。

手話通訳差し込み動画については、通訳者1名あたり30分まで3万3000円、30分以上60分まで5万5000円。ただし、動画作業の都合上、通訳者は最低2名必要となり、また、60分を超える場合は別途相談となる。

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