データセンターの運用コストのかなりの割合を占めているのが電気料金。その削減は、かねてよりデータセンター事業者にとって重要な課題でしたが、昨今の電気料金の高騰により、収益モデルの根幹を揺るがす深刻な問題に発展しています。
そこで注目したいのが、CPU、GPUに続く、第3のプロセッサーであるDPU(Data Processing Unit)へのオフロードです。DPUを活用することで、これまでCPUが担ってきたIPSecの暗号化処理や仮想スイッチのネットワーク処理などの高負荷な処理をオフロードすることができ、その結果、サーバーの電力使用効率(PUE)を大幅に向上することが可能だからです。
例えば、1万台のサーバーが稼働するデータセンターの場合、3年間で約12億円(1125万ドル)の電気料金の削減が見込めるという試算結果も出ています。
本ホワイトペーパーでは、DPUを活用して電気料金を削減する方法と、その驚くべき効果について解説しています。