富士通は2010年11月1日、「Wholesale Applications Community (WAC)」にスポンサーとして参画したと発表した。WACは今年2月に設立されたオープンな携帯電話のアプリケーション開発環境の構築や流通の推進を目的とした業界団体。AT&T、オレンジ、NTTドコモ、ソフトバンクモバイル、AT&T、ドイツテレコム、テレフォニカ、ボーダフォン、チャイナモバイルなど、世界の主要通信事業者などが参加している。富士通によれば、国内の携帯電話端末メーカーでは初の参画となるという。
富士通はWACへ参画することにより、グローバル規模で進む技術革新に対応した製品を他の国内メーカーに先駆けて開発し、グローバル市場における端末ビジネスの拡大につなげていきたいという。