インフォシティを代表とするインフォシティグループと支援先スタートアップであるテレポート、Connected Design、ビヨンドブロックチェーンは、連携事業者のKDDI、東急とともに、2022年10月から2323年3月にかけて、5GやIoT技術を活用した都市DXのコミュニティ実証実験を二子玉川エリアで実施した。
自由視点によるダンスステージ撮影 (MasterVisions)
本実証は、東京都が推進する5G技術活用型開発等促進事業「Tokyo 5G Boosters Project」の開発プロモーターとして採択されたインフォシティグループが展開する、支援先スタートアップ企業が主体となる都市と地域のDX推進プロジェクト「DX Yourself」の地域参加型コミュニティ実証として行われた。
客用トイレの利用状況可視化 (Connected Design)
2021年度の実証では、KDDIが提供する360度のVR空間を自由に歩き回れる「au XR Door」や、Connected DesignのIoTセンサー、MasterVisionsの自由視点映像など各社の技術を、テレポートが提供するコミュニティエンジンに統合することに成功した。
今回は2021年度の取り組みの成果を踏まえ、二子玉川エリアマネジメンツの協力の下、二子玉川ライズだけでなく、二子玉川エリアの様々なフィールドで実証を行った。具体的には、自由視点映像技術を活用したダンスステージ撮影やIoTセンサーによる客用トイレの利用状況可視化などだ。
実証の概要
今後は、地域関係者にスタートアップ企業が提供する機能を使ってもらい、地域活動のDXを当事者として活用する実証実験を進めるとともに、地域コミュニティでの自立的な社会実装や商業施設などにおける商用化を目指した取り組みを推進していく予定だ。