国内初のサイバー保険付き、NTT Comがスマホ向けセキュリティを提供開始

NTTコミュニケーションズ(以下 NTT Com)が2023年1月31日、スマートフォンやタブレット端末用の法人向けサイバーセキュリティ対策サービス「あんしんモバイルセキュリティ for ビジネス」を開始した。

本サービスは、スマートデバイス用脅威対策アプリケーション「CrowdStrike Falcon for Mobile」を提供するもので、法人向けモバイルセキュリティサービスでは国内で初めてサイバーリスク保険を付帯する。

本サービスの提供イメージ

本サービスの提供イメージ

AndroidまたはiOSを搭載しているスマートデバイスのセキュリティを監視し、脅威を検知した場合には、その通信をブロックしたうえでセキュリティ管理者に通知。悪意のあるアプリケーションのダウンロード対策やウィルス対策、フィッシングや危険Webサイトへの対策などが行える。

サービスの導入時には、CrowdStrike社のMTD(Mobile Threat Defense:モバイル脅威対策)エージェントアプリケーションをスマートデバイスにインストールする。MTDの初期設定や検知ポリシーの設定はNTT Comが一括して提供するため、ユーザーはエージェントアプリケーションをインストールするだけですぐ使い始めることができる。

使い方の問い合わせ対応や、アラートが発生した際のサポート等も、NTT Comのヘルプデスク窓口であるセキュリティアドバイザリーセンター(SAC)で受け付ける。

また、東京海上日動火災保険のサイバーリスク保険を付帯しており、不正アクセスなどによってスマートデバイスに起因した情報漏洩事故が発生した場合は、本サービスの導入企業が負担する損害賠償費用や原因調査費用などを1事故あたり最大50万円まで補償する。

利用料金は、端末1台当たり月額220円(税込、契約月無料)。最低利用期間は1カ月で、最低10 IDから利用できる。

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