ベライゾンは2024年3月4日、来日した本社幹部らが出席しグローバル戦略説明会を開催した。
説明会の冒頭、ベライゾンジャパン 代表執行役員社長の山崎隆太氏は、日本はベライゾンのなかでも最も伸びている地域であると切り出した。そのため、ここ最近でも本社のマネジメント層が20名ほど来日し、日本国内の顧客や従業員とコミュニケーションを取っているという。山崎氏は、「ベライゾンを日本に売り込むだけでなく、日本を世界に売り込みたい」と、DXに取り組む日本企業のポテンシャルの高さに期待を表した。
続いてベライゾン・ビジネス アジアパシフィック地域 バイスプレジデントのロバート・ル・バスク氏が、アジア太平洋地域におけるベライゾンのビジネスについて説明した。12カ国に30箇所のオフィスを有し、MPLSノードを55以上運営する体制で、多国籍企業のビジネスをサポートしている。
金融や小売、製造業など、多岐にわたる業種の企業にベライゾンはテクノロジーとサイバーセキュリティのソリューションを提供しているが、そのなかでも大きく成長しているのは物流・運輸業界だという。「大きなプレッシャーがかかるなか、サプライチェーン全体で新しい技術の採用が急速に進んでいる」とバスク氏は語った。