イオンリテールは2024年3月15日、MVNOサービス「イオンモバイル」の料金改定に関する記者会見を開催した。
同社は2021年4月より、10GBまでのデータ容量を1GB刻みで選択可能な新料金プラン「さいてきプラン」を提供開始。例えば1GBの場合、データ通信のみの「データプラン」は528円、音声通話・データ通信・SMSを利用できる「音声プラン」は858円、家族で契約容量を分け合える「シェアプラン」は1188円(いずれも税込)で利用できる。
また、20~50GBまでの大容量プラン「さいてきプラン MORIMORI」の提供も行っている。20GBの場合、データプランは1738円、音声プランは1958円、シェアプランは2288円(いずれも税込)で利用可能だ。
そして今年4月1日より、このさいてきプラン MORIMORIの料金改定を行う。30GBプランは550円、40GBは1100円、50GBは1650円(いずれも税込)値下げする。30GBのデータプランであれば2838円から2288円、音声プランは3058円から2508円に、シェアプランは3388円から2838円への値下げとなる。
また、さいてきプラン MORIMORIのデータ容量を200GBまで拡大する。60GB~100GBまでは10GB刻みで新設。加えて、150GBと200GBもラインナップに追加する。550円で10GB、2750円で50GB(いずれも税込)の増量が可能になる。
イオンリテールが実施したアンケートによると、「契約後のイオンモバイルの魅力」として、「通信や通話の料金が安くなること」という回答が52.8%を占めたという。「お客様はイオンモバイルの価値を“安さ”に感じている。この結果を踏まえ、今回の料金改定に至った」と同社 イオンモバイル商品マネージャーの井原龍二氏は説明した。
また同氏は、大容量プランを追加する狙いとして、「シェアプランにおける20GB以上の構成比が急伸している」ことを挙げた。2024年2月時点での構成比は、40%を超えているという。