
ゼロトラスト型のクラウドセキュリティを手掛けるゼットスケーラーは2026年9月14日、報道関係者向け説明会を開催した。
副社長執行役員COOの神沢正氏が日本事業の実績と今後の戦略を説明し、エバンジェリスト&シニアプロダクトマーケティングマネージャーの髙岡隆佳氏が、AIを活用してセキュリティ運用を変革する「Zscaler Agentic SecOps」を紹介した。その中核となる新製品が「Zscaler Agentic SOC」である。
神沢氏によると、2025年8月から2026年7月までの2026年度における日本法人の新規売り上げは、前年度比40%増えた。40%成長は2年連続で、同期間に25%成長したグローバル全体を上回ったという。
日本市場の売上規模は、グローバルで前年度の4位から3位へ上昇した。新規顧客は100社を獲得し、2027年度の開始時点ですでに100件を超える引き合いがあるとした。
神沢氏は、「6~7年前、日本はグローバルのトップ10にも入っていなかった。2027年度は2位を目指す」と述べた。
2027年度は、成長の加速、パートナーや顧客とのエコシステム強化、重点業界・製品への投資を戦略の柱に据える。業界では公共、金融、社会インフラ、通信、自動車を重視する。製品ではゼロトラストやデータ保護に加え、Agentic SecOpsやAIセキュリティの展開を進める。
追加のライセンス購入手続きをせず、契約枠内で新製品を利用できる契約モデル「Z-Flex」も拡大する。従来は大企業向けという印象が強かったが、価格体系を見直し、中堅・中小企業への提案も強化する方針だ。