NTT東日本は2024年6月28日、法人向けネットワークサービスとして、「Multi Interconnect」を本格提供すると発表した。
NTT東は地域循環型社会の実現を目指した「REIWAプロジェクト」を推進しており、Multi Interconnectは同プロジェクトを構成する「REIWAアクセス」において、多様なアクセス回線および各種ネットワークへの接続を可能にする。
具体的には、帯域確保型サービスのInterconnected WANもしくは、ベストエフォート型サービスのフレッツ光をアクセス回線として利用し、以下、フレッツ光間でのVPN通信機能やInterconnected WANとフレッツ光の間でのVPN通信機能を提供する「フレッツ・コネクション」およびNTT東が連携するエクスチェンジサービス事業者を通じて、各ユーザー拠点からパブリッククラウドや他社データセンターとの間、およびパブリッククラウドや他社データセンター間への閉域接続を提供する「クラウドインターコネクション」の2つの接続機能を組み合わせることで、柔軟で拡張性のあるVPNサービスの構築および利用が可能となる。
また、運用保守の窓口一元化により、ユーザーの利便性の向上につながるという。
月額利用料は、フレッツ・コネクションが5500円(フレッツ光1利用回線毎)、クラウドインターコネクションは要問い合わせとなっている。
NTT東では、多様なアクセス回線、各種ネットワークの接続機能の追加を検討中だ。REIWAアクセスとして、さらなるサービスの拡張を行い、様々なソリューションを提供していく予定だという。