ソフトバンクは2024年7月4日、法人向けの新商品として、5G対応スマートフォン「DIGNO BX3」「AQUOS wish4」、モバイルWi-Fiルーター「Pocket WiFi 5G A401ZT」を発売すると発表した。
DIGNO BX3は、京セラ製の5G対応スマートフォン。スタンダードモデルのほか、NFC搭載の「DIGNO BX3 Plus」、カメラ非搭載モデル「DIGNO BX3 カメラレス」を揃える。発売時期は、2024年11月下旬以降。
事前に設定したアプリを起動できるダイレクトボタンを搭載するほか、Wi-Fiアクセスポイントの切り替えをスムーズに行うWi-Fiハンドオーバー機能により、途切れにくい安定した通信が可能。
また、手袋をしたままでも操作が可能な「グローブタッチ」、雨の日や水回りでもスムーズな操作が可能な「ウェットタッチ」にも対応。通話開始と同時に自動的に通話内容を録音し、顧客との大事な会話を後から聞き直せる機能などを搭載している。
DIGNO BX3 Plusは、電子決済やマイナンバーカードの読み取りなどが可能。6GBのRAMと128GBのROMを搭載しているため、スムーズな動作で現場の記録写真などのデータを存分に保存できるという。DIGNO BX3 カメラレスは、カメラの持ち込みが制限されている製造現場や建築現場などに持ち込める。
5G対応のシャープ製Androidスマートフォン「AQUOS wish4」は、9月中旬以降に発売する。
5000mAhの大容量バッテリー、強化ガラスを採用した約6.6インチの大画面ディスプレイを搭載。指紋認証に加えて、マスクを着用したままでの顔認証も可能だ。
また、Googleが提供するプログラム「Android Enterprise Recommended」に対応しており、定期的にセキュリティーパッチがアップデートされるため、ビジネスの場で簡単かつ安全に使用できる。
「Pocket WiFi 5G A401ZT」は、5500mAhの大容量バッテリーを搭載した5G対応モバイルWi-Fiルーター。2024年8月下旬以降に発売する。
最大64台の機器を同時接続することが可能。オプション品のクレードル(別売り)を使用することで、Ethernetポートから有線でLAN/WANに接続できる。
また、ソフトバンクのモバイルWi-Fiルーターとして初めてeSIMに対応。Pocket WiFi 5G A401ZTに接続したスマートフォンなどからQRコードを読み取ることで、プロファイルをダウンロードして簡単に通信サービスの利用を開始することができる。