2.4/5GHz帯の課題の救世主!選ぶなら、60GHz帯無線システム

産業分野の無線活用では、安価かつ免許不要なWi-Fiが選ばれることが多い。しかし、実際に導入した企業からは「つながらない」「速度が遅い」といった不満の声が聞かれる。

Wi-Fiに割り当てられている2.4GHz帯は、Bluetoothや電子レンジなどにも使われており、電波干渉を起こしやすい。また、5GHz帯は気象レーダー等に優先的に割り当てられているため、利用中にレーダー信号を検知すると、周波数を切り替えるDFS機能への対応が義務付けられていることも原因の1つだ。

従来、その解決策として、電波干渉の少ない4.9GHz帯の無線アクセスシステムを使う方法があったが、この周波数帯は5Gに割り当てられることが決まっており、新規開設は2025年度末までとなっている。「多くのお客様がどの帯域を使えばいいのかお困りです」とハイテクインター 営業部 部長の新井隆弘氏は話す。

(左から)ハイテクインター 営業部 部長 新井隆弘氏、無線技術部 部長 松井仁志氏

(左から)ハイテクインター 営業部 部長 新井隆弘氏、無線技術部 部長 松井仁志氏

こうした中で注目が高まっているのが、ミリ波の60GHz帯だ。

まだあまり使われていない帯域のため電波干渉が少なく、しかも免許不要で容易に導入することができる。

ハイテクインターでは、60GHz帯に対応した無線LANブリッジ「cn Wave Vシリーズ」として、「V1000」「V3000」「V5000」の3製品を提供している。

60GHz帯 無線LANブリッジ「V1000」

60GHz帯 無線LANブリッジ「V1000」

工場や駐車場等の監視カメラの映像伝送に使われており、「非常に多くの引き合いがあります」と新井氏は述べる。

V1000は、通信距離が最長200m、通信速度が最大2Gbps。100×169×54mmとコンパクトで狭いスペースにも設置しやすい。

V3000は指向性が強く、最長1km、最大7.2Gbps(チャネルボンディング使用時)と長距離・高速通信を実現する。

V5000は、親機としてV1000/3000と組み合わせることで、複数拠点の監視カメラ映像を1カ所に集約するなど1対nの構成が可能だ。

通信距離や構成の違いから、用途に最適な製品を選ぶことができる。

V1000/3000/5000はいずれもIP66/67の防塵・防水性能を備えるほか、-40~+60℃と広範囲の動作温度に対応する。「寒冷な地域や高温の地域の屋外でも安心してご利用いただけます」とハイテクインター 無線技術部 部長の松井仁志氏は説明する。

堅牢性に加えて、既存のWi-Fi製品と同程度に価格を抑えていることが支持されている理由だという。

半径約1kmの長距離通信が可能。広大な敷地の映像監視にも

センサーのような少量データを遠くまで送る場合、Wi-Fiの代替策として、Wi-Fi HaLow(IEEE 802.11ah)がある。

プラチナバンドに属する920MHz帯を使用することから、障害物を回り込んで伝搬しやすく、半径約1kmの長距離通信を実現する。

ハイテクインターは今秋、このWi-Fi HaLowに対応した長距離無線LAN「屋内モデル/屋外モデル(仮称)」をリリース予定だ。「映像は多少粗くなりますが、農場や牛舎など、広大な敷地の遠隔監視にも活用できます」(松井氏)。

(左から)Wi-Fi HaLow 長距離無線LAN「屋内モデル」、Wi-Fi HaLow 長距離無線LAN「屋外モデル」

(左から)Wi-Fi HaLow 長距離無線LAN「屋内モデル」、Wi-Fi HaLow 長距離無線LAN「屋外モデル」

Wi-Fiでお悩みの企業は、用途に合わせた選択肢を提供できる同社に、一度相談してみてはいかがだろうか。

<お問い合わせ先>
ハイテクインター株式会社
TEL:03-5334-5260
URL:https://hytec.co.jp/contact.html

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