愛知国際アリーナとNTTドコモは2025年7月2日、「IGアリーナ」を7月13日にグランドオープンすると発表した。
IGアリーナは、最大収容人数1万7000人、天井高30メートル、スポーツ観戦および音楽鑑賞に適した「オーバル型」とコンサートに適した「馬蹄型」を融合させたハイブリッドオーバル型アリーナ。同アリーナは、B1リーグ所属クラブ「名古屋ダイヤモンドドルフィンズ」のホームアリーナで、大相撲名古屋場所にも使用されることが決定している。
また、IGアリーナには、IOWN APN(オールフォトニクス・ネットワーク)、ドコモのミリ波基地局装置、Wi-Fi 7が導入されている。同アリーナと他のイベント会場をAPNでリアルタイムにつなぐことで、2つの拠点が一体となる演出での新たなエンターテイメント体験を提供できるという。
さらに、Wi-Fi 7やミリ波基地局装置により、ライブやスポーツイベントにおいて、多くのユーザーが快適にイベントの模様をSNSに投稿できる環境を提供する。各種イベントの際にはミリ波対応端末を貸し出し、リアルタイムなスポーツ実況や試合展開データなどを楽しめる新たな観戦体験を展開予定とのことだ。
加えて、プレミアムラウンジ「d CARD LOUNGE」「MUFG Suite」でIGアリーナでしか味わえないプレミアムな体験を提供するほか、IGアリーナで開催されるイベントの最新情報やチケット購入、アリーナ内の飲食店でのモバイルオーダーなど利用できる「IG Arena 公式アプリ」も用意する。