ドコモ網内の設備にクラウド基盤を構築することで、仮想ネットワークや画像認識APIなどのアセットを利用できる「ドコモオープンイノベーションクラウド」のオプションとして提供される。ユーザーの5G通信端末とクラウド基盤間の通信経路を最適化することで、MEC(Multi-access Edge Computing)利用による低遅延性を最大限活かすことが可能になる。
また、クラウド基盤とドコモのネットワーク網をダイレクトに接続し、インターネットから分離された閉域通信を実現することで、高セキュリティな通信環境となる。さらに、クラウドダイレクトの管理機能で、モバイル回線の接続先クラウド拠点をユーザ自身が柔軟に変更できる「ネットワーク・オン・デマンド」機能を利用すればさらに低遅延になるという。