NTT、ドコモの顧客基盤強化に向け通期業績を下方修正 前田社長「2026年度中に他社を上回る通信品質を」

NTTは2026年2月5日、2025年度第3四半期(3Q)の決算会見を開催した。

3Qまでの営業収益は前年度比3.7%増の10兆4210億円、営業利益は同4.1%増の1兆4571億円と増収増益となった。

3Q決算について説明するNTT 代表取締役社長 社長執行役員 島田明氏

セグメント別に見ていくと、NTTデータグループによるグローバル・ソリューション事業と、NTT東西が担う地域通信事業はいずれも増収増益だった。一方、NTTドコモグループを対象とする総合ICT事業は、金融・決済事業などの成長により対前年で増収となったものの、顧客基盤の強化やネットワーク品質の改善に向けた施策展開に伴うコスト投下により、大幅な減益となった。

セグメント別営業収益・営業利益

こうしたドコモの顧客基盤強化に向けた施策などの影響を織り込み、2025年度の通期業績予想を下方修正した。営業収益は当初予想(14兆1900億円)から260億円減の14兆1640億円に、営業利益は当初予想(1兆7700億円)から1100億円減の1兆6600億円とした。

2025年度の通期業績予想を下方修正
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