エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム(NTTBP)は2026年5月29日、OpenRoamingのセキュリティ強化をワンストップで実現する「かんたんWi-Fi for OpenRoaming」を6月1日より受付開始し、10月1日より提供開始すると発表した。

自治体などの公共機関では、観光・災害対策・地域サービスの向上を目的としたフリーWi-Fiの整備・更新が進んでおり、セキュリティや利便性の観点からOpenRoamingの採用も拡大している。ただ、OpenRoamingの採用にあたっては、無線区間の暗号化に加えて、有線部分(LAN)の保護が求められており、LAN防護設計に関する専門性や継続的な監視・運用体制の確保が、公共機関の担当部署における課題となっている。
かんたんWi-Fi for OpenRoamingでは、NTTBPがLAN防護対策の設計・構築・管理を担うとともに、総務省の公衆Wi-Fi提供者向け手引きやOpenRoamingに対応したフリーWi-Fiの認証サービス(Japan Wi-Fi認証サービス)と、Wi-Fiアクセスポイント(AP)などの機器を含めた運用・監視までセットで提供。公共機関が効率的にOpenRoamingを活用するために必要なサービスをワンストップで提供する。
APには、台湾のディーリンクジャパン製「DBA-X1230P」に独自ファームウェアを搭載することで、機器の価格を抑制。要望によっては、OpenRoamingに対応した他メーカーのAPでも、LAN防護対策などを提供可能だという。また、設置・施工を担う地域事業者には、機器設置から設定・運用サポートまでを包括的に支援。地域事業者が公共機関の要望にもとづき、フリーWi-Fiの構築・展開に専念できる体制を提供するとしている。
