
Pendo.io Japanは2026年7月23日、AIエージェントに行動データを連携する新ソリューション「Pendo Agent Toolkit」に関する記者説明会を開催した。
同社は、Webアプリやモバイルアプリにタグを組み込み、クリックや画面遷移、途中離脱(会員登録や購入手続きなどを最後まで終えずに途中でやめてしまうこと)などのユーザー行動を収集・分析するソフトウェア体験管理プラットフォーム「Pendo」を提供している。
Pendo Agent Toolkitは、このPendoが収集した行動データをAIエージェントへリアルタイムに連携するソリューションだ。例えば、デッドクリック(クリックしても反応がない操作)やレイジクリック(同じ箇所を苛立って連打する操作)、途中離脱などを検知すると、その情報をMCP(Model Context Protocol)やWebhookを通じてAIエージェントへ送信する。そのため、AIエージェントは、ユーザーがどこでつまずいているかをあらかじめ把握したうえで対応できる。
Pendo.io CEO 兼共同創業者のトッド・オルソン氏は、現在のAIエージェントについて「ユーザーが以前に何をしていたか、今どのページで何に困っているかといった文脈(コンテキスト)を踏まえずに、会話のたびに初対面のように対応してしまうものが多い」と指摘。そのうえで、PendおよびPendo Agent Toolkitの活用すれば、「次に取るべき対応を(AIエージェントが)自律的に判断できるようになる」と述べた。
具体的なユースケースとしては、初回ユーザーのナビゲーション、解約リスクの高いユーザーを早期ケア、上位プランへの切り替えや追加サービス提案などを挙げた。
