NTT西日本グループ(NTT西日本、NTTビジネスソリューションズ)は2026年5月14日、毎日放送と共同で、IOWN APN(オールフォトニクス・ネットワーク)を活用したイマーシブ(没入型)パブリックビューイング(以下、PV)の実証実験を3月下旬に実施したと発表した。
PV会場では、300インチ超・三面ワイドスクリーンを活用して現地の広大なダイナミズムを視界いっぱいに再現し、選手の躍動感だけでなく、ベンチや応援の熱量まで余すことなく伝送した。また、IOWN APNの活用により、現地とのタイムラグを極限まで抑えることで、現地の歓声とシンクロした「遅延なき一体感」を創出し、応援の手を叩くタイミングまで現地と同期させることに成功したという。
さらに、会場の迫力ある音響を楽しみながら、耳をふさがないオープンイヤー型デバイスを通じ、実況解説を重畳する音響XRを提供。仲間との会話や現地の臨場感を遮ることなく、まるで「自分だけの専属解説者」が隣にいるような、学びと臨場感を両立した新しい観戦体験を実現したという。

今回の実証を経て、現地の空気感まで届けることができる「イマーシブ空間共有モデル」の全国展開を推進する。具体的には、現地へ行くことが難しいファンや家族、地域住民が一堂に会して応援できる新たなコミュニティの場の創出を目指す。また、住民が身近な場所で多様な文化に触れる機会を創出し、シビックプライド(地域への誇り)の醸成に寄与していきたいとしている。