NTTドコモビジネス、北海道音更町、北海道拓殖バス、十勝バス、先進モビリティ、ドコモ・バイクシェア、特定非営利活動法人ポロクルの7者は2026年9月14日、観光シーズンにおける交通混雑の緩和と地域周遊の促進、将来の持続可能な地域交通の実現に向けた取り組みとして、自動運転バスおよびシェアサイクルを活用した実証事業を10月1日から実施すると発表した。

実証では、音更町生涯学習センターの駐車場を予備駐車場として活用し、道の駅おとふけ「なつぞらのふる里」との間を自動運転バス(レベル2)で運行する。パーク&ライド(自家用車を目的地周辺の駐車場に駐車し、そこから公共交通機関やシャトルバスなどに乗り換えて移動する交通手法)による交通分散効果を検証するとともに、利用者アンケートなどを通じた社会受容性の評価を行う。
また、自動運転バスの安全かつ安定した運行を支援するため、混雑時も安定した通信を実現する「5Gワイド」を活用し、車両から取得したカメラ映像や車両情報を遠隔監視拠点へ伝送する。これにより、運行中の車両を常時モニタリングする遠隔監視体制を構築し、将来の自動運転レベル4を見据えた運行管理手法を検証する。
なつぞらのふる里、音更町生涯学習センター、共栄コミュニティセンターの3カ所にはサイクルポートを設置し、電動アシスト自転車25台を運用。自転車の利用履歴やGPSデータ、アンケート結果を分析し、地域周遊の潜在的な移動需要を把握するとともに、公共交通との連携や将来的な事業化に向けた有効性の検証を行う。