医療現場では重症患者への看護人員が不足するなか、医療従事者によるモニタリングが常時おこなわれており現場の大きな負担となっている。そのため、特に医療現場からT-ICUに対し、重症患者管理を専門とする集中治療医が不在となる夜間等の時間帯においてT-ICUが遠隔でモニタリングのうえ重症度に応じたアドバイスを提供してもらいたい、という要望が上がっているという。
共同実験では、遠隔モニタリングに用いる高品質な映像が病院からNTT西日本の閉域ネットワークへ転送できること、容体悪化の兆候に関してAIによる推論ができることを評価するとともに、エッジコンピューティング技術に必要とされる要件についても評価するとしている。