NTT DX「架空商品モール」を一般公開 メーカーは25万円から商品開発に活用可能

NTT DXパートナーは2024年12月16日、新商品プロデュース事業の一環として、生活者のアイデアを元に生成AIが新商品のアイデアを生み出すプラットフォーム「架空商品モール」を一般公開した。

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同社はメーカーが抱える新商品開発に対する課題を解決するため「新商品プロデュース事業」を展開し、8月にはメーカーに向けて架空商品モールの先行公開を開始していた(参考記事:NTT DXパートナーが新商品プロデュース事業 クラウドファンディングのマクアケと連携|BUSINESS NETWORK)。

生活者とメーカーで先行検証として行ったワークショップの結果を踏まえ、今回の一般公開に至ったという。

架空商品モールの機能は3つ。「AI学習機能」では、メーカーの技術力や特許をAIに事前に学習させることにより、技術力・特許を活用したアイデアを生み出すことが可能となる。「AIチャット機能」では、「生活者のよくある悩み」と「AI」を掛け合わせることにより、社内だけでアイデアを考えるよりも新規性の高い架空商品を数多く生み出すことが可能となるとしている。また「テストマーケティング機能」では、アイデアから生み出さされた架空商品への反応をランキング等の形式で検証できるという。

「架空商品モール」3つの特長

メーカーに対しては、生成AIチャットボットを利用し社内で商品開発の体験ができる「トライアルプラン」(2週間25万円)から、生活者を集めて商品開発会議を開催したりオンライン上のコミュニティで「総選挙」を行うなどし需要検証まで実施する「企画会議プラン」など4つのプランを提供する。企画会議プランは1回につき180万円からだが、リリースキャンペーンとして2025年1月末までは1回150万円からに割り引く。

架空商品モールのサービスプラン

一方、架空商品モールに参加しアイデアの投稿などを行う生活者に対しては、最高で5万円分のアマゾンギフトカードが謝礼としてプレゼントされる。

リリースに合わせ、メーカーに向けにAIチャット機能を5日間無料で試せるキャンペーンが12月16日から27日まで実施される(詳細・申込み)。

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