NTT東日本、NTT西日本は2月18日、従来の光ブロードバンドサービス「フレッツ 光ネクスト」に加え、通信速度が上り/下り最大概ね10Gbpsの「フレッツ 光クロス」(FTTHアクセスサービス)の提供を2020年4月1日(水)より開始すると発表した。
フレッツ 光クロスは、加入者光ファイバーを複数のユーザーで共用し、ユーザーが契約するインターネットサービスプロバイダーなどへ上り/下り最大概ね10Gbpsで接続するベストエフォートサービス。
提供開始に合わせて、Wi-Fi6に対応した「フレッツ 光クロス対応レンタルルータ」も提供する。これによりスマートフォンやタブレットなどによる無線接続でのインターネットもより快適に利用できるという。
サービス提供イメージ
なお、同サービスは、光コラボレーション事業者が提供するFTTHアクセスサービス「光コラボレーションモデル」の対象となっている。
提供エリアは、NTT東日本では東京23区の一部より順次拡大(足立区、杉並区、江戸川区、練馬区、世田谷区、葛飾区、大田区、板橋区の一部から提供開始予定)、NTT西日本では大阪市および名古屋市となる。
料金は、フレッツ 光クロスの月額利用料が6300円、初期費用として契約料800円、工事費1万8000円がかかる。フレッツ 光クロス対応レンタルルータについては、月額利用料が500円、初期費用はユーザー自身で設置・設定する場合は無料、NTT東西が行う場合は機器設置費1500円、機器設定費1000円。(工事の内容や申し込み状況によっては、別途工事費が異なる場合がある)