エッジコンピューティングとは、データの発生場所やユーザーの近くにコンピューティングリソースを配置して分散処理するアーキテクチャのこと。
現状はクラウドの潤沢なコンピューティングリソースを利用して負荷の高い処理行う、いわば「中央集権型」のアーキテクチャが一般的になっているが、分散型アーキテクチャへの回帰が始まっているとNTTコミュニケーションズ 5G・IoTタスクフォース タスクフォース長の吉宮秀幸氏は説明した。
「データ量は非常に増えており、エッジサーバーが処理することで、リアルタイム性の確保や、通信量の削減・最適化が行える。また、データをローカルに留められることで、セキュリティも担保できる」