シスコシステムズは2022年3月1日、NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)が提供する「OCNバーチャルコネクトサービス(IPoE)」にCisco IOS XEルーターが対応したと発表した。
Cisco IOS XEは、エンタープライズ向けのネットワークOSで、有線・無線アクセス、アグリゲーション、コア、WANをカバーする同社製のルーター/スイッチ製品を広くサポートしている。
OCNバーチャルコネクトサービス(IPoE)は、NTT ComによるOCNバックボーンをISPに提供するインターネット接続の卸サービスで、IPv6またはIPv4による接続が可能。従来のPPPoE方式と比べて、接続設備の大容量化により混雑が緩和されることから、法人向け回線として安心かつ安定したインターネット接続環境を実現する。
ISPはCisco IOS XEルーターをサービス提供ルーターとしてラインアップに追加することが可能になる。