NTTセキュリティ・ジャパンは2026年11月2日、企業の経営トップが集結するサイバーセキュリティコミュニティ「セキュリティ・トラスト・フォーラム(STF)」を発足したと発表した。
STFは、企業経営者やセキュリティ部門の責任者らがサイバーセキュリティに関する経営上の課題や対応策などについて議論し、相互に学び合う招待制・有償会員制のコミュニティ。経営者向けの勉強会をはじめ、セキュリティリーダーの交流会や次世代経営リーダー向けの研修会などを開催する予定だ。NTTセキュリティ・ジャパンが事務局を務め、NTTグループの事業会社と連携して運営する。

NTTセキュリティ・ジャパン 取締役会長の横浜信一氏は、「今やサイバーセキュリティは経営課題として認識されているものの、具体的な取り組みは始まったばかりで、現状とあるべき姿にはまだまだギャップがある」と指摘。このギャップを埋めるためにSTFを設立したと説明した。

経営者向けの勉強会は、年2回(各60分)の開催を予定している。初回は11月27日にNTTセキュリティ・ジャパンの本社(東京・秋葉原)で開催する。NTT 代表取締役社長 社長執行役員の島田明氏も参加し、NTTグループでのインシデント発生時に下した判断やその背景にある考え方を共有するほか、参加者同士で事例を持ち寄り、議論を深める予定だ。
初回の会合には、ANAホールディングスや岡三証券グループ、東京電力ホールディングス、東芝、JSRの5社の経営トップがすでに参加を表明しているという。2回目以降も参加企業を順次募り、危機管理やステークホルダーマネジメント、有事のコミュニケーションなどのテーマについて議論を深めていく方針だ。