KDDIは2018年1月29日、国内初のセルラーLPWA通信サービスを開始したと発表した。
同日、LTE-M(Cat.M1)対応の通信モジュール「KYW01」の提供を開始し、月額40円~のセルラーLPWA通信サービス「KDDI IoT通信サービス LPWA (LTE-M)」が利用可能になった(関連記事:KDDIが一番乗り、2018年1月よりLTE-Mを月額40円から――独自のセキュリティ&遠隔デバイス管理も提供)。
LTE-Mは、3GPPリリース13に基づくLTE標準規格で、省電力かつ広域なエリアカバレッジが特徴。単三電池2本分の電源で10年以上の駆動が可能なほか、カバレッジ拡張技術により従来のLTEの通信エリアに加えて山間部や建物の奥などでも通信できるという。
KYW01は、約20×20×3.7mmの1円玉大サイズの通信モジュール。通信モジュールの簡素化と独自のセラミック基板技術によって、一定の耐久度を保ちながら小型化を実現しているという。