LoRaWANでスキー場スタッフの位置把握――マクニカネットワークスらが実証実験

マクニカネットワークスは群馬スノーアライアンス ノルン水上スキー場と共同で、LoRaWANを活用する実証実験を開始した。2018年1月11日から3月31日まで、群馬県みなかみ町 ノルン水上スキー場で実施する。

この実証実験では、ゲレンデの施設内に「LoRaWAN基地局」を設置し、スキー場のパトロールスタッフやリフトのスタッフに位置情報を取得できる「LoRaWAN端末」を持たせる。スタッフの位置情報をリアルタイムで把握し、効率的な人員配置や、緊急時に無駄のない対応をするために活用する。

今後は、ゲレンデを利用する来場客にLoRaWAN端末を携帯してもらい、コース外への誤進入で遭難した場合の発見やゲレンデ内での迷子の迅速な発見に役立てることを検討している。そのほか、駅からゲレンデまでの送迎バスにもLoRaWAN端末を取り付け、バスの位置情報をPCやスマートフォンから確認できるサービスへの応用も期待しているという。

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