ソラコム、ラズパイ防塵防水IoTゲートウェイを提供開始

ソラコムは2024年2月5日、デバイス通販サイト「SORACOM IoTストア」において、小型コンピューターRaspberry Piを業務用途で使用する際にネックとなる防水・防塵、RTC、電源管理等の機能を備えたIoTゲートウェイ「Pi-protect」を提供開始すると発表した。

Pi-protectの外観

今回取り扱いを開始するPi-protec」は、組込機器等で豊富な稼動実績を持つ「4GPi(ラズパイ用4G通信モジュール)」、「slee-Pi 3(ラズパイ用電源管理/死活監視モジュール)」をRaspberry Pi本体ともに一体化したものだ。センサー等の周辺機器追加にも配慮した大容量の電源(12V 3A)や停電時自動シャットダウン等可能なバックアップキャパシタも内蔵しており、防塵防水ケース、ケーブルグランド、防水コネクタ等にて保護されている。

合わせて、同デバイスを利用して工場設備のモニタリングする方法を解説する手順書、IoTレシピ「Raspberry Piでモータの振動と電流値の簡易モニタリング」を同日より公開する。本レシピでは、「Pi-protect」を用いて自社ネットワークに接続せずにセルラー通信を利用し、製造現場の設備にセンサーを後付けして3軸加速度と電流値を収集、ダッシュボードで可視化を行う手順を紹介する。

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