KDDIは2023年6月30日、衛星ブロードバンドインターネット「STARLINK BUSINESS」の提供プランを、7月1日より6つのプランにリニューアルすると発表した。
STARLINK BUSINESSは、専用の高性能アンテナを使用するとともに、通信帯域が個人用サービスよりも優先されることから、個人用と比べて高速かつ安定した通信が可能だ。すでに自治体や建築現場などに、自然災害時の緊急通信インフラや通信環境の整備が困難なエリアでの通信インフラとして利用されている。
新たなプランは、ビジネス固定プランとビジネス移設プランからなる。
ビジネス固定プランは、1TByteプランが月額3万2000円、2TByteプランが同6万3000円、6TByteプランが同18万9000円。ビジネス移設プランは、50GByteプランが同3万7000円、1TByteプランが同14万5000円、5TByteプランが同72万5000円となっている。顧客は、インフラの冗長化やイベント利用などお客さまの利用目的に合わせて、柔軟にデータ量を選択することができる。
また、STARLINK BUSINESSは、顧客の事業所のネットワーク (既存回線) との冗長化やKDDI Flexible Internetと合わせて利用することも可能。非常用電源やクラウド電話など、様々なソリューションをセットすることで、事業継続が可能な環境を構築することもできる。