ユーブロックスが3GPP準拠の衛星IoT NTN対応モジュールを発表

u-blox(日本法人:ユーブロックスジャパン)は2024年9月17日、3GPP準拠の地上ネットワーク(TN)と非地上ネットワーク(NTN)を組み合わせた初のIoTモジュール、SARA-S528NM10を発表した。

GNSS を内蔵した初の衛星 IoT-NTNセルラーモジュール

GNSS を内蔵した初の衛星 IoT NTNセルラーモジュール

u-blox UBX-S52セルラー/衛星チップセットと、測位用のGNSS M10プラットフォームを搭載した本モジュールは、3GPP Release 17のIoT NTN(NB-NTN)仕様に準拠している。これにより、地上セルラーネットワーク上のLTE-MとNB-IoT、および低軌道(LEO)衛星を含む、3GPP Rel 17に準拠した静止軌道(GEO)衛星群上のNB-IoTによる拡張接続が可能になる。

UBX-S52セルラー/衛星チップセットは現在、グローバルNTNサービスプロバイダーであるSkyloの衛星ネットワーク向けの認証を受けている。この認証により、携帯電話とSkylo衛星接続の両方をシームレスにサポートできるようになり、リソースを効率的に活用でき、信頼性の高い運用を実現するという。

今回発表したSARA-S528NM10モジュールは、n23(米国)、n255(Lバンド グローバル)、n256(Sバンド ヨーロッパ)と、3つの新しいNTNバンドをすべてサポートしている。

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